Vol12. 野村 和史弁護士

泉総合法律事務所 野村 和史 弁護士

したがって、債務整理手続というのは、これまでの借金問題に一応の区切りをつけ、これからは借金問題に直面しないように生活を続けていく1つの機会になるものだと思います。

出身学校はどちらですか?

大学は、日本大学法学部法律学科です。大学院は、千葉大学大学院専門法務研究科の出身です。

 

借金問題の解決のため、心がけている・気をつけていることはありますか?

借金問題といっても、その借入の経緯や返済が困難になった経緯、保証人の有無や収入状況など、相談者によって事情は異なります。

そして、その事情を聴きとることで、債務整理手続の方針を立てることができるようになります。そのため、相談者の方から十分に事情を聴きとることができるように心がけています。

 

債務整理手続を行う意義・メリットについてお聞かせください。

債務整理手続を行う意義は、生活を再建するきっかけを作ることにあると思います。

確かに、債務整理で借金が減免されることも重要な意義と言えるでしょう。しかし、債務整理手続はこれまでの借金問題が解決するに過ぎません。

債務整理手続を行っても、再度借金問題に直面する可能性は消えないのです。したがって、債務整理手続というのは、これまでの借金問題に一応の区切りをつけ、これからは借金問題に直面しないように生活を続けていく1つの機会になるものだと思います。

 

借金問題はどのようなタイミングで法律事務所に相談したらよいのでしょうか?

借金問題は、返済が厳しくなってきたと感じたらすぐに法律事務所に相談すべきだと思います。というのも、借金の返済を滞納すれば訴訟を起こされる可能性がでてきますし、滞納しないように返済のためのお金を借入れると借金は膨らむ一方です。

そして、借金を滞納し、または借金の総額が増えてしまうと、債務整理手続の選択肢も少なくなってしまいます。

逆に、早期に法律事務所に相談に来ていただければ、債務整理が不要であると再確認できるかもしれませんし、一応返済を続けているものの周りから見れば危ない状況だったと気づけるかもしれません。弊所では無料法律相談も行っているので、気軽に相談を申し込んでいただければと思います。

 

最後に、弁護士へ相談しようか迷っている人にメッセージをお願いします。

これまでにも述べてきたとおり、借金問題は早期の相談が重要です。また、弁護士に相談した場合であっても、最終的に、弁護士に依頼して債務整理手続を行うかはご本人の意思決定に委ねられています。

無料法律相談であれば相談費用もかかりませんから、金銭的なデメリットがあるわけでもありません。そのため、借金問題に対応する選択肢を増やす程度の気持ちで相談に来ていただければ良いのではないでしょうか。