Vol3. 福島 晃太 弁護士

泉総合法律事務所 福島晃太弁護士

早期の相談が選べる選択肢を増やすことにもつながります。迷っている場合には「とりあえず専門家の話を一度聞いてみよう」と動いてみることが大切です。

出身学校はどちらですか?
出身大学は、明治大学法学部です。大学院は明治大学法科大学院になります。

 

借金問題の解決のため、心がけている・気をつけていることはありますか?

まずは、相談に来られた方に、自身が置かれている客観的な状況を理解してもらうことを心がけています。
特に毎月の返済が自転車操業に陥っているような方ですと、目の前の返済ばかりに目が向いてしまい、「自分の借金は自分の収入で本当に返しきれるのか?」という視点が抜け落ちてしまうことが多々見受けられます。

いったん冷静に自身の置かれた状況を理解してもらったところで、その方に適切な解決方法を提示します。自身の現在おかれている状況を理解していただいていると、自己破産や個人再生といった法的手続についても受け入れてもらいやすくなります。

 

(先生方から見た)泉総合としての借金問題に対する対応の強みとは?

単純ではありますが最も大切である「経験」が豊富であることが挙げられます。
泉総合法律事務所は多くの方々に借金問題でご相談・ご依頼を受けております。そのため、どの弁護士も数多くの経験を積んでいます。

借金問題は抱えている背景がそれぞれの方で違いますので「全く同じ案件」ということはありません。しかし、「似た案件」というものはありますので、過去に取り扱った案件と似た案件があれば、相談者に経験にもとづいた踏み込んだ話をし、よりよい解決方法を提案できます。

 

印象に残っている債務整理手続は?

母子家庭の母親が、子育てのために身を粉にして働きながらそれでも生活費が不足をしてしまい借入をしてしまったという案件がありました。

その方は周りに借金問題のことを相談できる人がおらず、借金の支払いのために、それまで以上に仕事を増やしてしまいました。それが原因で、体を壊してしまい働くことができなくなり、さらに借金を増やしてしまい、最終的には自己破産の手続をとることとなりました。それまで相当の重荷だったのでしょう。
手続が終わり免責を受けられた時の晴れやかな安堵した表情は忘れられません。

 

最後に、弁護士へ相談しようか迷っている人にメッセージをお願いします。

借金問題は時間が経つにしたがって、より問題が深刻になってしまいます。

毎月の返済は何とかできていたとしても、「借りたお金で返済をしている」といういわゆる自転車操業の状態は、もはや自身の収入で対処できる状態ではありません。負債額がそこまで大きくなければ「自己破産でなく任意整理」などといった選択肢も残されていることもあります。

しかし、時間が経ち債務額が増えると「任意整理」という選択肢を選ぶためには、高いハードルをクリアしなければならなくなる、あるいは、もはや選択肢として選べなくなるということもあります。

早期の相談が選べる選択肢を増やすことにもつながります。迷っている場合には「とりあえず専門家の話を一度聞いてみよう」と動いてみることが大切です。