車のローンを数年間放置してしまったが時効成立!
30代男性 会社員 借入理由: 不明 手続き : 消滅時効の援用(任意整理) |
ご相談前 | ご依頼後 | |
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借⾦総額 | 約335万円 | 0円 |
毎月の返済額 | - | 1万円 |
[事例 89]
背景
Aさんは、信販会社2社からお金を借り始めました。そのうちの1社から車のローンを組みました。購入後、その車で事故を起こし廃車となってしまったため、結果的に車のローンだけが残りました。
その後、車のローンをそのまま数年間放置してしまったAさんは、どうしてよいか分からず、当事務所へ相談に訪れました。
弁護士対応 - 受任通知、および消滅時効援用の内容証明郵便を発送
まずは信販会社へ受任通知を送りました。届いた取引履歴を確認すると車のローンは5年以上支払われておらず、時効消滅の可能性があったため、消滅時効援用の内容証明郵便を送りました。
結果 - 時効成立を確認、その他の借金52万円は月々1万円の長期分割で解決
後日改めて信販会社に時効が中断しているかどうか確認したところ、時効が成立していました。よって、借金は1社52万円だけが残り、それについては毎月1万円の長期分割払いでの和解契約を成立させました。
本事例は長期間、支払を延滞していた方からのご相談でした。たまたま時効が成立していたので、大幅な減額に成功しましたが、時効が成立していなければ延滞期間の利息も相当膨らみ任意整理は困難だったと思われます。必ずしもこのような結果になるとは限りません。借金を放置したままだと、裁判を起こされ差押えなどのリスクもありますので、お早めに当事務所へご相談ください。