両親の医療費の援助で膨らんだ借金を個人再生手続で大幅に減額

男性
40代男性 会社員
借入理由: 両親へ医療費の援助
手続き : 小規模個人再生(住宅特例有)
ご相談前ご依頼後
借⾦総額 約850万円 約170万円
毎月の返済額 約15万円 約3万円
[事例 39]

背景

会社勤めのAさんは、家族を持ち、安定して収入もあったことから住宅を購入し、その後の住宅ローン返済も問題ありませんでした。
しかし、ある日Aさんのご両親が病気になってしまい、その医療費をAさんが負担することになりました。Aさん自身、生活する分には問題ありませんでしたが、決して余裕がある生活状況ではなかったため、ご両親の医療費を工面するためには借金するしかありませんでした。
また、不景気の影響から収入は下がり、Aさんの借金は増加する一方でした。
そして、Aさんの借金は約850万円にまで膨れ上がり、「このままではダメだ」と感じたAさんは当事務所へ相談に訪れました。

弁護士対応 - 住宅を残すために個人再生手続をご提案

Aさんはご家族4人でAさんが購入した住宅で生活をしていました。そのため住宅は残す方が良いと考え、まず、私は「住宅ローンの支払はできますか?」と質問しました。これに対してAさんは「現状の住宅ローンの支払いは可能です」とのご回答でした。
そのため、私は住宅を残せる個人再生手続があることをご説明しました。「借金を免除することはできませんが、大幅に減額した借金をさらに分割で返済する手続です。」
これに対しAさんは、「子供も小さいので住宅は何としても残したかった。妻にも収入があるので協力すれば、返済もできるはずです」とAさんも個人再生手続で進めることにご了承いただきました。

結果 - 850万円の借金が、170万円にまで減額!返済期間も5年間での長期払いになった

Aさんは住宅ローンの支払いを遅れることなくしっかりと継続されていましたが、「今後の住宅ローンの支払いは問題ないか?」とAさんに確認しました。また、住宅ローン債権者に対しても「今後も住宅ローンは契約通り支払っていきます」と伝えたところ、住宅ローン債権者からも同意を取り付けることができ、個人再生手続に住宅資金特別条項を定め申立を行いました。
また、裁判所に対しても、①Aさんはこれまで住宅ローンの支払いを遅滞することなく継続してきたこと、②奥様にも収入があり手続に協力的であることなどを説明し、Aさんの状況であれば、個人再生手続によって生活が再建できることも報告しました。
結果、Aさんの借金は当初の1/5まで減額された170万円となり、返済期間も5年間という長期の分割弁済が認められました。

弁護士からのコメント

個人再生手続の一番のメリットはやはり住宅が残せることだと思います。
その反面、住宅ローンと住宅ローン以外の減額された借金を支払わなければいけないのですが、もしそれらの支払いが可能であれば、断然メリットの大きい手続であると言えます。
また、住宅を残すためには住宅ローン債権者と「事前協議」と言って、あらかじめ「住宅ローンはこのように返していく」といったように、債権者と事前に協議を進めておかなければなりません。
「住宅ローンを支払いながら借金を整理したい。」「住宅を残して無理なく借金を返したい。」とご希望の方は是非とも泉総合へご相談ください。泉総合では多くの相談・解決実績があり、各金融機関とも多くの協議を重ねてまいりました。ご相談者様のご状況をしっかりと把握したうえで、住宅ローン債権者と粘り強く協議を進めてまいります。

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