両親の援助で履行可能性を認めてもらった事案

男性
30代男性 会社員
借入理由: 遊興費・勤務先の接待
手続き : 小規模個人再生(住宅特例有)
ご相談前 ご依頼後
借⾦総額 1060万円 210万円
毎月の返済額 約15万円 約3万6000円
[事例 106]

背景

Aさんは、結婚してお子様も生まれたことから、住宅を購入されました。
住宅ローンは滞りなく支払っていたのですが、仕事上の接待でゴルフに出かけることが多くなりました。

ゴルフに出掛ければ、プレイ代の他にも交通費や飲食代もかかり、また、道具も必要となりAさんはこれらの代金の殆どを借金で賄っていたため、借金がどんどん増えていきました。

そして約1,060万円の借金を抱えてしまい、債務返済に行き詰まったAさんはご相談に訪れました。

弁護士対応 - 履行可能性についての検討

Aさんの第一のご要望は「家は何とか残したい」の一点でした。そのため、私は個人再生手続きを提案し、Aさんが取れる状況にあるかを検討いたしました。
Aさんに家計簿をつけていただき確認すると一時的な支出があるものの、給与だけでは赤字が続いてしまっている状況でした。

そのため、Aさんに「収入を増やすか支出を改善しなければ今回の手続は裁判所で認められない」と伝えました。
そこでAさんからは「両親から援助をうけることが出来る」との報告を受け、裁判所へも報告いたしました。

結果 - 資料を添えて履行可能性を詳細に説明

裁判所もAさんの履行可能性については非常に厳しい見方をしていました。そのため、私はAさんに「ご両親が協力してくれることを裁判所に報告してはどうか」と提案しました。

そして、Aさんのご両親の生活状況や支出を報告し、定期的な援助が可能であることについて、給与明細等を添付して説明しました。

また、Aさん自身にも返済予定額を積立してもらい、家計簿もしっかり継続してつけること指導し、裁判所へ返済が可能であることを詳細に説明しました。

その結果、履行可能性に疑問があると当初指摘していた裁判所も、最終的には履行が可能であると認め、無事手続きは認可されました。

弁護士からのコメント

個人再生手続は返済をしていただく手続です。
そのため、裁判所は返済がしっかりとできると認めた場合にしか手続きを認可しません。認可されるには、日々の生活を節制していただき、家計をしっかりつけていただくことが非常に有効です。

住宅を残したい、資産を処分したくない、資格があるため破産できない等の理由で個人再生手続きをご検討されている方は一度ご相談下さい。家計の内容も確認させていただき、手続が認可されるよう改善点があれば一緒に検討させていただきます。

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