風俗で働いても借金返済はできない?!その理由とおすすめの解決法

借金返済

【この記事を読んでわかる事】

  • 風俗で働く女性が借金を抱えている理由とは?
  • 風俗で働けば本当に多額のお金を稼げるのか?
  • 風俗で働かなくても借金を解決できる制度があるって本当?

 

女性が手っ取り早く稼げる仕事と言えば「夜のお仕事」を連想する人も多いのではないでしょうか。

特に風俗は高時給で、お金遣いも派手なイメージがあるかもしれません。

しかし、実際は借金返済のために働いている人が多いのです。彼女たちは実際に借金を返せているのでしょうか?また、風俗で働かずに問題解決する方法はないのでしょうか?

1. 借金返済のために風俗で働く女性が増加中

借金のかたに身を売る……それは時代劇だけの話ではなく、現代でも普通にあることです。ひと昔前は、贅沢のために風俗で働く人も多くいましたが、最近は借金返済のために風俗で働く女性が増えています。

一体なぜ、風俗店で働く選択をせざるをえないほど借金を抱えてしまうのでしょうか?

2. 借金を抱える理由

(1) ショッピング

風俗店で働く人の中には、ショッピングで借金を抱えている人もいます。

バッグ、洋服、靴、アクセサリーなど、クレジットカードで買物をして、気が付いたら返済不可能なほどの額になっていたというパターンです。

その中には、単なる浪費癖を超え、買い物依存症に陥っている人もいます。依存症になると、買いたい!という衝動を抑えられず、買った瞬間に気持ちが満たされます。

症状が本格化すると、その快感を得ようと、ダメだと分かっていても買い物をやめることができません。商品を手に入れることよりも、買物をすることが目的化してしまうのです。

買い物依存症は、居場所のなさ、自己満足度の低さ、ストレスなどが原因とされ、クリニックでの治療が必要なケースも少なくありません。

買い物依存症について、詳しくは「買い物依存症になる原因と対策・治療法。借金問題は弁護士へ」で解説しています。

(2) 奨学金の返済

長引く不景気や非正規雇用が当たり前の現在、経済状況が厳しい家庭は多く、大学生の2人に1人は奨学金を借りていると言われています。

中には月に10万円以上借りている人もおり、その場合は卒業後の返済額が500~600万円にものぼります。

しかし、新卒で就職をしても、手取り金額は10万円台です。1人暮らしの場合は、そこから家賃や生活費、さらに奨学金の返済までしなければなりません。

その不足分を補うために、会社が終わった後や休日に副業で風俗のバイトをして、借金返済の足しにする人も多いのです。

また、現役の大学生が学費を捻出するために風俗で働くケースもあります。

風俗店は居酒屋や学習塾のアルバイトに比べると時給が良く、大学の学費を稼ぐことも夢ではありません。

また、時間の融通もきくので学業と両立しやすいという事情もあります。

(3) 家庭の事情

事業の失敗、株取引の失敗、詐欺被害などの理由で、家族が背負った借金を肩代わりするために働いている人もいます。

こうした事情により風俗で働かなければならないのは不条理ですが、借りたものは返さなければならないという責任感、真面目さから、どんなことをしてもお金を作ろうとしてしまいます。

(4) ホスト遊び

風俗嬢の中にはホスト遊びで借金を抱えてしまう人もいます。

そう聞くと「自業自得では?」と思う人もいるかもしれませんが、借金返済のために止むに止まれず風俗で働き始め、少しお金に余裕ができた時点で、同僚に誘われてホストクラブに通い始めたというケースは少なくありません。

風俗での仕事は肉体的にも精神的にも辛いので、ホストクラブで悩みを聞いてもらう中でのめり込み、いつしか依存関係となり、気に入られようと通い詰め、その費用を捻出するために借金を重ねてしまいます。

3. 借金返済で風俗を選ぶ理由

借金返済のために風俗で働く人が多いのには、以下4つのの理由があります。

(1) 短期間に稼げる

風俗店はサービス内容にもよりますが、平均して日給は3~5万円程度、あるいはそれ以上稼ぐことも可能です。

時給換算すると実質8,000円~10,000円になるので、短期間に大きく稼ぐことができます。

昼間のパートやアルバイトは時給が高くても1,000円台です。仕事を増やしても収入は限られるので、大きな借金を抱えた場合、返済のために夜の仕事を選択する人は非常に多いです。

(2) 出勤日・出勤時間を調整できる

風俗の仕事はスケジュールを自己都合で調整することができます。

出勤日数、曜日、時間、期間など、基本的には女の子の都合でOKとしているお店が多いので、昼間の仕事との掛け持ちや、急な予定の変更などの際も便利です。

普通のアルバイトでは店側の都合でシフトが決められるので、そうはいきません。

稼げるときに稼ぎたいだけ働ける、そのシステムは女性側にとって非常に好都合です。

(3) 学歴・職歴不問

風俗店で働くのに、基本的に学歴、職歴は不問です。どんな人でも面接にパスすれば当日から高時給で働くことも可能です。

特に、年齢が低いほど高待遇を得やすいので、社会経験の浅い若い女性が手っ取り早く稼ぐために足を踏み入れてしまいます

(4) 抜け出せなくなる

風俗店で一度でも働いてその金銭感覚が身につくと、昼間の仕事に戻るのは至難の業です。

特に、学生時代にそうした体験をすると、就職活動がおろそかになる危険もあります。

最初は借金返済のため、学費の捻出のためと割り切って期間を決めていても、その実入りの良さから足を洗えなくなり、いつしか風俗一本で生計を立てるようになる人は少なくありません。

4. 風俗で働いても実は稼げない?

高時給で大きく稼ぐことができそうな風俗店。人気が出て大きく稼いでいる人もいますが、期待したほどは稼げない人も多いようです。

一体なぜなのでしょうか?

(1) 収入が増えた分使ってしまう

風俗で働くことで、それまで見たことのない大金を手に入れると、大抵は金銭感覚が狂ってきます。

欲しかったブランドのバッグや靴、洋服、アクセサリーを手に入れ、行きたかった海外旅行に行くだけの収入を手にすることは可能です。

そうなると、好むと好まざるとに関わらず、入店前に比べてお金遣いは荒くなりがちです。

買う必要のないものを買い、行く必要のないホストクラブに通い、あれほど稼いだのに、気がつくと手元にはさほどお金が残っておらず、風俗をリタイヤしたときには貯金がゼロ、ということも多いのです。

(2) 年齢とともに収入が下がる

風俗嬢は年齢が若く、美貌があり、プロポーションが良いほど価値が高くなります。

しかし、年齢が上がるにつれ容姿は衰えるので、若い時に比べると待遇は下がります。

実際に風俗店で働く女性を支援する団体「Grow As People」の調査によると、年代別に得られる収入は以下の通りです。(カッコ内は月の平均勤務日数)

  • 18~22歳…81万9200円(16日)
  • 23~27歳…55万8000円(12日)
  • 28~32歳…49万9200円(13日)
  • 33~37歳…39万5850円(13日)
  • 38~42歳…26万6000円(10日)
  • 43歳以上…18万2000円(7日)

ご覧のとおり、風俗店で働くと20歳前後では80万円を超える月収を手に入れられますが、43歳を超えると平均で20万円も稼げません。

風俗店での仕事は「40歳の壁」が存在し、そこで事実上キャリアが終わるのが現実です。

若いうちはこうした将来も想像できず、目先の収入の良さに安心をしてしまい、長期的なキャリア構築も考えられません。

そうこうするうちに時間が経ち、いざ転職をしようにも、スキルもなく、履歴書の職歴欄を埋めるに埋められない、そうした現実に直面します。

最初は借金返済のためという理由でも、高収入故に止められなくなり、年齢とともに収入が減り、他の仕事にも就けなくなり、最終的に生活に困って生活保護を受ける、これは実際によくある話なのです。

(3) 精神・肉体を病んでしまう

風俗店の仕事は非常に過酷です。不特定多数の人に対して性的なサービスをすることは、肉体的なリスクが高く、性病の心配は常につきまといます。

さらに、精神的なストレスも大きく、うつ病を発症するケースは少なくありません。

また、風俗店勤務ということを隠している人が多く、悩みがあっても誰にも相談できず、様々な問題が生じても一人で抱え、精神的に一層追い込まれます。

5. 風俗で働かなくても借金問題はできる

風俗で働かなくても借金問題はできる

風俗店での仕事は、最初は稼げても、時間の経過とともにデメリットが生じることがお分かり頂けたと思います。

とはいえ、今現在、返済で追い詰められ、「風俗で働かないと借金が返せない!」という人にとっては、将来のことより目先のお金が大事かもしれません。

しかし、結論から言えば、風俗で働いてまで借金を返す必要はないのです。

なぜなら、どうしても借金が返せない人のために、法律的に借金を整理する「債務整理」という制度があるからです。その制度を利用すれば、借金を減額したり、全額免除したりしてもらうことができます。

債務整理は主に以下の3種類で、状況に応じて自分にあった制度を選ぶことができます。

(1) 任意整理

任意整理は借金を減額することができる制度で、交渉がまとまれば、これから先の利息を負けてもらうことができます。

ほとんどの場合、元本まで減らすことはできませんが、利息の返済だけでも毎月何万円も払っている人は、任意整理でも随分楽になります。

任意整理後は3~5年以内に残りの借金を分割で返済します。債務整理の中では選択する人が最も多い制度です。

(2) 個人再生

個人再生は借金を大幅に減額できる制度です。およそ1/5まで借金を減らすことができるので、借金額が多い人におすすめです。

個人再生後は3~5年以内に減額後の借金を分割で返済します。

申請が認められるためには、個人再生後の返済ができる収入があることが条件となります。

(3) 自己破産

自己破産をすると借金を全額免除してもらうことができます。破産と聞くと破滅的なイメージがありますが、実はそうでもありません。

自己破産のデメリットは借金を免除する代わりに、財産が没収されることです。

しかし、当面の生活費となる一定の現金は手元に残せます。没収対象の財産は自宅、車、不動産、預貯金などで、身の回りの生活必需品まで持っていかれることはありません。

また、家に関しても没収対象となるのは持ち家だけで、賃貸住宅ならそこから出ていく必要はないのです。

つまり、自己破産をしても、お金に変えられるような財産がなければ、実際に持っていかれるものは殆どありません。

また、風俗店の勤務だと自己破産できないのでは?という心配をしている人もいますが、そんなことはありません。法テラスの利用も可能です。

自己破産は、買物など浪費が原因の場合は認められないこともありますが、初回の場合は、大抵は裁判所の判断で認めて貰えます。

債務整理をすると以後5~7年ほどは新たに借り入れができなくなり、クレジットカードを持つこともできません。

しかし、クレジットカードはデビットカードでも代用できますし、新たに借入できなければ再び借金地獄に陥ることはなくなります。

もし、今借金で困っていたら、債務整理で新たな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

6.まとめ

借りたお金は返すというのは正しい考えですが、風俗で働いてまで借金払いに奔走する必要はありません。

仮に一時的に稼げたとしても、借金を返せたとしても、身体や精神を病んでしまっては元も子もないからです。

もし今、借金返済のために風俗で働いている、または、これから働こうと思っている人は、どうか一度立ち止まってみてください。

債務整理は借金問題を解決するためのセーフティーネットです。返済で困っていたら、体を張って働くのではなく、こうした制度を上手に利用して生活の再建を目指しましょう。

泉総合法律事務所は、債務整理に強い弁護士が多く在籍し、解決の実績も豊富です。ご相談下されば徹底してプライバシーを守り、それぞれの方の立場に立って親身に対応させて頂きます。

債務整理の相談は無料ですので、お困りのことがあれば、どうぞお気軽にお越し下さい。お金のことは1人で悩まずに専門家と一緒に解決していきましょう。

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