借金返済 [公開日]

ライフカードでの借金を債務整理で解決する

ライフカードをお持ちの方必見です!

「ライフカード」と言えば、テレビCMもされていた時期があり、名前はご存じの方が多いでしょう。

ライフカードは、年会費無料でポイントが貯まりやすいカードとして、クレジットカードユーザーの中でも注目されているカードの1つです。

ここでは、ライフカードでキャッシングをし、返済ができなくなってしまった場合の解決法について説明します。

1.ライフカードの特徴

(1) ライフカード株式会社

ライフカード(旧ライフ)は、消費者金融アイフルの完全子会社です。

旧ライフは元々広島の割賦販売会社でしたが、2000年に会社更生法の適用を受けて倒産後、アイフルグループ傘下に入り、経営再建を図りました。

現在、ライフカードでは、クレジットカード事業のほか、プリペイドカード事業や銀行保証事業なども行っています。

(2) クレジットカードの「ライフカード」とは

クレジットカードの「ライフカード」は、入会金無料、年会費無料で、持っているだけなら全くコストのかからないカードです。高校生を除く18歳以上の人なら申し込みができ、審査も比較的緩めになっています。

ライフカードのポイント還元率は、通常は0.5%と高くはありません。

しかし、毎年誕生月にはポイントが3倍になるほか、年間利用金額に応じてポイント還元率が上がるシステムになっているため、上手に使えばポイントを効率よく貯めることができます。

(3) ライフカードで借金をする場合とは

①ライフカードのキャッシング

ライフカードはアイフルの子会社であることから、キャッシングサービスに力を入れています。

ライフカードを申し込むと、特に希望していなくても、キャッシング枠が自動的に付いてくることが多くなっています。

ライフカードのキャッシングの上限金利は18%と高めですが、カードの種類によっては低金利でキャッシングができるものもあります。

ライフカードでは、全国の金融機関(銀行、ゆうちょ銀行、信用金庫など)、スーパーのATMのほか、クレディセゾン、エポスカード、UCカード、アイフルのATMも利用でき、非常に利便性が高くなっています。

キャッシングの返済方法は、翌月一括払い、リボ払いの2種類で、返済金は銀行口座から引き落としされます。

②ライフカードのおまとめローン

ライフカードでは、複数の借金を一本化する際に使える「おまとめ専用サポートローン」を提供しています。

おまとめ専用サポートローンは総量規制の対象外となっているため、借り換えのために年収の3分の1を超える金額を借り入れることも可能です。

おまとめ専用サポートローンの金利は12.0~16.5%(実質年率)、返済期間は1~84か月(回)となっています。

ライフカードのおまとめ専用サポートローンでは、キャッシング利用分だけでなくショッピング利用分も一本化できるので、毎月の返済の負担を軽くすることができます。

(4) ライフカードで借金するときの注意点

①借金しやすいので借り過ぎてしまう危険性がある

ライフカードには標準でキャッシング枠が付いていますから、お金に困ったときにすぐに借金することができます。

ライフカードは利用できるATMが多いため、お金を借りるのに手間もかかりません。

こうしたことから、ライフカードを持っていると、キャッシュカードでお金を引き出すのと同じ感覚で、借金を重ねてしまうことがあります。

②クレジットカードで借金するなら計画的に

クレジットカードでキャッシングするなら、計画的な利用が大切です。無計画にキャッシングをしていると、借金の残高がいくらなのかもよくわからなくなってしまいます。

ライフカードではリボ払いによる返済も可能ですから、「毎月少しずつなら払える」と思うかもしれません。

しかし、リボ払いでは、借入残高が増えると、毎月の返済額が大きくなります。気が付いたときには、借金の返済にまわすお金がないということになってしまいます。

2. ライフカードの借金を任意整理する

(1) 借金で悩んだら任意整理という方法がある

ライフカードでキャッシングをしたものの、返済が困難になり、どうしてよいかわからないという方もいらっしゃるかもしれません。

借金問題の解決には、債務整理が有効です。債務整理の中でも任意整理は最もダメージの少ない方法で、債権者ごとに手続きすることが可能です。

ライフカードの借金の返済が厳しくなったら、早い段階で任意整理をすることを検討しましょう。

(2) 任意整理とは

任意整理とは、債権者(カード会社など)と裁判外で話し合いをし、残りの借金の支払い方法について改めて合意する方法です。

任意整理をすれば、債権者に毎月の返済額を減らしてもらえるほか、将来利息をカットすることで借金自体を減額してもらえる可能性があります。

ただし、どんな条件でも任意整理に応じてもらえるわけではなく、失敗に終わることもあります。

任意整理では、できるだけ有利な支払い条件に応じてもらえるよう、債権者と交渉する必要があります。

こうした交渉を個人がするのは難しいため、任意整理は弁護士や司法書士に依頼するのがおすすめです。

(3) 任意整理をすれば過払い金を取り戻せる

クレジットカード会社では2007年頃まで、キャッシングについて利息制限法の上限を超えるグレーゾーン金利を設定していました。

しかし、貸金業法改正によりグレーゾーン金利は違法となったため、利息制限法を超えて支払った利息については、「過払い金」として返還請求ができます。

返済中の借金について過払い金を請求するには、任意整理をする必要があります。任意整理をすれば、過払い金を残りの借金の支払いに充てる形で借金額を減らすことができます。

また、借金を完済しても過払い金がある場合には、返金してもらえる可能性もあります。

(4) ライフカードの任意整理対応

ライフカードで任意整理をする場合、3年以内の分割返済が可能であれば通常は応じてもらえます。

ただし、将来利息や損害金についてはカットしてもらえず、負担を要求される場合があります。

また、旧ライフは会社更生法の適用を受けているため、ライフカードでは会社更生以前の過払い金については基本的に返還に応じない方針をとっています。

こうしたことから、ライフカードに過払い金を請求するのは難しいのが実情です。

3.クレジットカードの借金を個人再生・自己破産する

(1) 自己破産

①自己破産とは

借金の支払いが困難になり、任意整理でも解決しない場合には、自己破産という方法があります。

自己破産は、今ある借金の全部につき支払いを免除してもらえる制度になります。自己破産をすれば、クレジットカードの分のみならず、すべての借金がなくなることになります。

一方で、不動産などの財産を所有している場合には、手続きの中で換金して債権者への返済に充てられることになるため、財産を失ってしまうことになります。

②免責とは

裁判所に申し立てをし、自己破産の決定を受けただけでは、借金は免除になりません。借金を免除してもらうためには、自己破産の決定が出された後、裁判所の免責許可を受ける必要があります。

裁判所は、破産者に免責不許可事由があるときには、免責許可の決定をすることができません。つまり、自己破産したからと言って、必ず免責になるとは限らないということです。

なお、浪費やギャンブルのために借金を増やしたような場合には、免責不許可事由になりますが、裁判所の裁量で免責されるケースも実際には多くなっています。

(2) 個人再生

①個人再生とは

個人再生は、裁判所の認可を受けた再生計画に従って3年間(最長5年間)支払いを続けることを条件に、借金の減額を認めてもらえる制度になります。

個人再生では借金は免除になりませんが、借金額は原則5分の1まで圧縮されるため、借金の負担を軽くすることができます。

個人再生手続きを行っても、再生計画どおり返済ができなければ、失敗に終わることになります。

②個人再生ではマイホームを残せる

個人再生では、原則としてすべての借金が整理の対象になりますが、住宅ローン特則を付けて申し立てることにより、住宅ローンを整理の対象から除外できるようになっています。

マイホームを手放すことなく債務整理ができるのも、個人再生のメリットです。

(3) 自己破産や個人再生は弁護士に依頼

自己破産や個人再生では、裁判所への申立て手続きが必要になります。用意しなければならない書類も多いため、手続きには手間がかかってしまいます。

自己破産や個人再生を考えるなら、専門家である弁護士に依頼するのがおすすめです。

弁護士には、代理人として、裁判所の手続きをすべて任せられます。弁護士に依頼することで、スムーズに債務整理を完了させることができ、早期に生活の立て直しを図ることができます。

4.まとめ

クレジットカードのライフカードで借金するときには、計画的な利用を心がける必要があります。

しかし、うっかり借り過ぎてしまい、既に返済が困難になっている状況なら、一人で悩んでいても解決しません。

このような場合には、弁護士に相談し、債務整理を検討するようにしましょう。

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