借金返済 [公開日][更新日]

じぶん銀行でカードローン。返済できない場合の対処法は?

じぶん銀行カードローンでお金を借りている方必見です!

じぶん銀行の利用口座は現在では300万件以上です。ネット銀行のため使い勝手がよく、利用されている方も多いのではないでしょうか。

利用しやすいことから、じぶん銀行のカードローンで借金をしている方も数多くいらっしゃいます。
少し家計が苦しいとき、ネット銀行のカードローンは簡単にお金が借りられるため、便利です。

しかし、カードローンは毎月きっちり返済していかなければいけません。病気、リストラ、減給など、さまざまな事情で返済できなくなってしまう方がいます。

返済できなくなると、遅延損害金が発生したり、強制執行で給与が差し押さえられたりと、大変なことになります。
返済に苦慮している方は、問題が大きくなる前に解決しましょう。

今回は、じぶん銀行のカードローンが返済できない場合の対処法について解説します。

1.じぶん銀行カードローンの特徴

じぶん銀行とは、auと三菱UFJ銀行が共同で開設したネット銀行のことです。わかりやすくするためauとお伝えしましたが、正しくはKDDIとなります。

ネット銀行は、既存の銀行とは異なり、実地の店舗を持たないのが特徴です。

口座を開設する場合は、ネット上で口座開設の申請を行い、いくつか手続きを踏めば簡単に利用できるようになることから、多くの方が利用しています。インターネットでの取引が当たり前になった現在ですが、インターネットやスマホの普及とともに、ネット銀行は発達を遂げています。

じぶん銀行の口座を開設する場合は、もはやPCすらいりません。スマホで開設手続きができ、開設後の操作もアプリで簡単にできるため、利用者も年々増えています。

従来はauの顧客向けのサービスでしたが、近年ではauユーザー以外の利用客も増えているようです。口座開設は無料、維持する手数料はもちろん無料です。

このように、じぶん銀行は、ネットバンクの1つとして利用されている銀行です。スマホ1つで全ての操作ができるのが魅力的なようです。

(1) 大手銀行の審査に落ちた人向き

では、じぶん銀行の基本的なポイントを見ていきましょう。

まず、金利は年2.2%~17.5%、限度額は800万円です。保証料も必要なく、優遇金利が適用される場合は、金利が年1.7%〜12.5%となります。
auユーザーの場合は、優遇金利となり年2.1%〜17.4%で借り入れができるようです。

また、auユーザーが借り換えでじぶん銀行に移動する場合は、年1.7%~12.5%となります。

カードローンの審査を受ける際、サラリーマンなど定職についていることが条件となることもありますが、じぶん銀行カードローンの場合は、パートやアルバイトでもokのため、主婦でも気軽に借り入れをすることができます。

また、ATM手数料は完全無料です。大手のメガバンク(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行のカードローン)の場合金利は1.8%〜14.6%の範囲のため、じぶん銀行の場合大手銀行よりは金利が高くなり、負担が伴います。

しかし、消費者金融の場合は、年4.5%〜18%程度、またはそれ以上の金利となってしまうため、消費者金融よりは割安の金利となっています。

そのため、じぶん銀行は、メガバンクのカードローン審査に落ちた方には丁度よく、利用しやすいカードローンとなっています。

このように、じぶん銀行カードローンは消費者金融よりも金利が安いという特徴があります。

また、auユーザーの借り換えの場合などは、大手銀行に近い金利優遇は受けられるようです。

(2) じぶん銀行の利用者口座数は、300万口座以上

じぶん銀行の利用者は年々増加しています。2017年3月の口座数は242万件あり、預金残高は7,716億円、ローン残高は3,272億円となっています。

住宅ローンの低金利が人気を背景に、徐々に利用者を伸ばしているようです。

最新ニュースでは、300万口座を突破したという情報も入っています(2018年4月時点)。

同じネットバンクである楽天銀行の口座数は、2017年8月時点で600万口座を突破しているため、ネットバンクの中では上位銀行とはいえませんが、着実に口座数を伸ばしていることから、今後はさらなる躍進が期待されています。

じぶん銀行は、独自のサービスとしてモバイル端末重視の方向性に舵をきっています。

具体的には、2017年からアプリを使ってセブン銀行のATMから入出金できるスマホATMを開始しました。スマホ操作によるATM入出金サービスの全国展開の試みは日本初であり、若い世代の指示を集めています。

同サービスではキャッシュカードも不要で、QRコードをスマホで読み取ることで、操作できます。

このように、じぶん銀行は、モバイル端末での操作を重視したサービスを推し進めており、「利用しやすい」側面と相まって、今後も利用者は順調に増えていくことが予想できます。

2.返済が滞ったらどうなるか

では、じぶん銀行カードローンの返済が滞ってしまった場合、何が起きるのでしょうか。

(1) 遅延損害金が発生

返済が滞ってしまうと、まず問題になるのは遅延損害金です。

遅延損害金とは、返済期日に返済を行わなかった場合に発生する料金のことです。延滞利息と一般的に呼ばれているものです。

返済期日に返せない場合は、「返済分に加えて利息をプラスして支払ってくださいね」ということになります。

したがって、返済が1日でも滞ってしまった場合には、借金の返済予定額、利息、遅延損害金の合計を次回の返済期日で支払うことになります。

返済が滞っているというケースでは、単に「返済期日を忘れていた」という“うっかりミス”もありますが、「本当にお金がない」というケースもあるでしょう。

うっかりミスの場合は、遅延損害金を含めた金額をすぐに支払えば、遅延となるだけで問題はそう大きくありません。

しかし、返済が実際上できないというケースでは、通常の返済額に加えて遅延損害金がのしかかってくるため、問題が膨らんでいきます。

じぶん銀行では、遅延損害金を18%としています。他の銀行の遅延損害金でも同じような利率です。たった1日遅れた場合でも大きな損をしてしまいます。

また、遅延損害金は、返済期日が遅くなればなるほど膨らんでいきます。支払える場合は、早めに支払うようにしましょう。

(2) 返済しなかった場合、催促→督促→強制執行

では、返済が滞ってしまったあとは、どのような流れが起きるのでしょうか。

①催促

返済期日に振り込みがない場合、じぶん銀行の担当者から電話やメールで催促がきます。内容としては、「期日に返済がありませんでしたが、いつ頃振り込んでいただけますか?」というものです。

このときに、次の返済期日を再設定し、返済期日に遅延損害金と一緒に支払うよう促されます。

「借金取り」をイメージしてしまい、電話での対応を不安に思われる方もいらっしゃいますが、特に威圧的なこともなく丁寧に対応してくれるはずです。

うっかり振り込みを忘れていた方は、この時点で気づきすぐに振り込みを行う方が多いでしょう。

②督促

催促をしても振り込まない場合、またはそもそも催促に応じず電話やメールを無視した場合は、督促状が送られてきます。

督促状は裁判所から送られてくるものであり、「強制執行を行う前に支払いなさいよ」という通知です。

この段階で、支払うことができれば、次に起きる最悪の事態は防ぐことができます。

督促がきた段階でどうしたらよいかわからず法律事務所に駆け込む方もいらっしゃいます。

③強制執行

裁判所からの督促状にも応じなかった場合は、強制執行が行われます。

強制執行では、給与が差し押さえられ、持ち家などは競売にかけられます。

競売にかけられ換価処分を受けたものは、債権者であるじぶん銀行(または、債権譲渡を受けた会社)にお金が支払われることになります。

このように、返済できない場合は、3つのステップを踏んで、物事が進んでいきます。

(3) 返済できない場合、信用に傷がつく可能性

皆さんは、返済の遅延または返済の延滞という言葉をご存知でしょうか。

どちらも返済が滞ってしまった場合に使われる言葉ですが、信用情報機関が使い分けている言葉です。

信用情報機関とは、金融機関や信販会社等と取引をしている顧客の信用情報を扱っている機関です。

金融機関等は、新しいローンの申請等があった場合に、顧客の信用情報を確認しますが、信用情報機関に登録された情報から判断しています。
そして、信用情報機関は、「返済日から61日以上または3ヶ月以上の返済の遅れ」については、「延滞」と表現し、信用情報が悪い状況であることを登録します。

これ以下の期間の遅れは、軽微な支払いミスと判断し「遅延」するため、信用情報機関に遅延情報が登録されることはりません。

つまり、「延滞」担ってしまった場合は、あなたの信用情報に傷がついてしまうということです。

信用情報に傷がつくと、追加の借り入れはできません。他の金融機関から別のカードローンを組もうと思っても、利用を拒否されてしまいます。

また、ローンが組めないだけでなくクレジットカードの更新ができなくなるケースもあります。

この場合は、生活への影響も大きく、不便な思いをすることにもなりかねません。返済状況の内容によっては、5年程度記録が残ってしまい、この間ローンやクレジットカードは利用できません。

このように、「延滞」と判断されるほど、長期間の不払いは信用を失ってしまう結果となってしまいます。2ヶ月以内に何らかの対処をする必要があるでしょう。

3.返せなくなってしまった場合の対処法


では、返済期日に返済できそうにない場合は、どうすればよいのでしょうか。

(1) 早い段階で、じぶん銀行に連絡すること

まず、返済期日に返済できない場合は、じぶん銀行に連絡しましょう。

返済が遅れる場合は、じぶん銀行側から「なぜ遅れるのか」「いつまでに支払えそうか」などの質問があります。そのため、①遅延の理由、②支払日について先に考えておくとスムーズです。

近い日程でどうしても支払えないという場合は、じぶん銀行側から「利息の返済だけでも難しいですか?」と提案を受ける場合があります。

この場合、利息だけでも返済できる余裕がある場合は、提案を受け入れましょう。返済しないよりは状況は良くなります。

また、今後も返済しづらい状況が続く場合は、正直に伝えましょう。返済計画の見直しを提案してくれる可能性もあります。

返済期日前に返済できないことが発覚した場合は、必ずじぶん銀行に連絡して下さい。そのまま放置してしまうと事態は悪化するだけです。

(2) 借り換えを検討する

 

借り換えとは、現在の借金(カードローン)を返済するため、他のカードローン会社から借り入れを行い、返済を行う方法です。

返済の遅延が起きる前に、借り換えを行う方は大勢いらっしゃいます。大手金融機関のカードローンでは、最初に無利息期間が設定されていることが多くなっています。

そのため、無利息期間の間に借り換えを行い、それで遅延しそうな分の返済を終わらせれば、損しない仕組みとなっています。

もっとも、これは返済の遅延が1回のみで済みそうな場合など短期間の遅延の対処法です。継続的に借り換えを行う場合は、返済に追われる日々がやってきます。

(3) どうしても返せそうにない場合は債務整理を検討

では、カードローンなどの借金が膨れ上がり、「もう返済できない」状況となってしまった場合はどうすればよいのでしょうか。

経済的に苦しい状況が続き、カードローンや他の借金が返済できない状況となってしまった場合は、法的手続きを検討する必要があります。具体的には、債務整理を検討しましょう。

債務整理には、主に4種類の方法がありますが、一般的に利用されているのは、①任意整理、②個人再生、③自己破産の3つとなります。

①任意整理

「任意整理」は、特定の借金のみ利息を法廷定理率に引き直し、借金総額全体の減少を図る方法です。

任意整理では元本は減りませんが、自分で整理する借金を選ぶことができるのが特徴です。

借金額がそれほど多くない場合や特定のカードローン等だけ返済が難しいという場合に利用する方法です。

利息を見直しただけでは、問題が解決しないという場合は、②個人再生や③自己破産を検討します。どちらも裁判所での手続きが必要ですが、免責額で大きな差があります。

②個人再生

「個人再生」の場合は、最大1/5まで借金返済が免責されます。また、例外的に住宅ローンなど残すことも可能です。

③自己破産

もう1円も支払えないというケースでは「自己破産」を選択します。自己破産は、すべての返済義務が免除されることになるため、借金が0になります。

もっとも、良いことばかりではなく、一定の額を超えた預金や持ち家や車などの資産は換価処分の対象となるため、資産を失うことになります。

借金は免除されますが、一番負担が大きい債務整理の方法となります。

また、すべての債務整理にいえることですが、信用情報機関に債務整理の情報が登録されます。最低5年はカードローンやクレジットカードは利用できなくなってしまいますので、この点に注意が必要です。

このように、最終手段として債務整理で対処する方法があります。

しかし、信用情報機関に登録されてしまうなどデメリットもあるため、慎重に判断する必要があります。

4.債務整理が必要な場合は弁護士に相談を

じぶん銀行でカードローンを組んでいる方はたくさんいらっしゃいます。毎月の返済に滞りがない場合は問題ありませんが、経済状況の悪化などによって、返済できなくなってしまった場合には、上記の対処法を検討してみてください。

どうしても返済できない状況の場合は、早めに専門家である弁護士に相談してください。

債務整理の方法を検討するとしても、法律の知識がない方の場合は適切な方法を選べないことも多いためです。

実際の借金の状況を見ながら、任意整理にするべきか、個人再生にするべきかなど、方法を一緒に検討していきましょう。

現在、督促状などが来てしまっている方は、できるだけ早くご相談ください。強制執行が行われてからでは対処ができなくなってしまいます。

できるだけ早い段階でご相談に来られると、ご提案できる選択肢も多くなります。

債務整理や借金問題については、専門知識を持った泉総合法律事務所の弁護士が万全の態勢でサポートいたします。

債務整理コラム一覧に戻る