学生なのに借金が返せない、将来が不安。そんな時にどうするべきか?

借金

大学生になってアルバイトをしていると、学生専用のクレジットカードやカードローンなどが作れるようになります。

しかし、そこで調子に乗って使っていると、金額がどんどん膨らんでいき、とても支払うことができない状態になってしまいます。

支払うことができない場合、どのような状態になってしまうのでしょうか。そして、返せなくなった状態に対し、大学生の皆様はどうしたらよいのでしょうか。

1.学生でも簡単に借りられるようになった現状

最近は、学生でも割と簡単にお金を借りることができるようになってしまいました。

大学生が借金地獄にはまってしまう原因の一つとして挙げられるのが、学生ローンです。

学生ローンとは、学生専門のキャッシングサービスです。どのような人が利用できるかと言いますと、満20歳以上の大学生、短大生、専門学生のうち、アルバイトなどをしている人を対象になります。

審査の内容としては、電話にて、アルバイトの業種や稼働日数、収入状況、借りるお金の利用目的、返済計画などを聞かれることになります。

なお、現在では、収入に対して貸すことができる金額が定められている、総量規制というものがありますので、アルバイトもしておらず収入がない大学生に対しては貸すことはありません。

とはいえ、大学生、短大生や専門学校生であり、アルバイトさえしていれば、審査に通りやすく、金利も消費者金融よりも少し低く設定されていることから、学費や生活費のなどの足しとして、ついつい借りてしまうようです。

業者からお金を借りるということは、金利付きで返す必要があります。そして、通常、返済金額のうち、まず利息から充当され、利息で充当されなかった部分が元本に充当されていきます。

ご本人としては結構な金額を返しているつもりであっても、利息が高い場合には、元本がなかなか減りません。

そのため、手持金が不足し、生活費などに充てるお金がなくなるため、再度、学生ローンから借りてしまう……といった流れが出来上がってしまうのです。

一旦その流れが出来てしまうと、借金地獄から抜け出すことは簡単ではありません。

学生ローンに関しては「学生ローンは審査が通りやすい。滞納したら親にバレる?」の記事が詳しく解説しています。

2.借金地獄から抜け出す方法

先ほど、結構な金額を返済した気になっていても、実は利息が原因で、元本がなかなか減っておらず、生活費に困ってしまうという話をしました。

その流れを断ち切るために使えるのが、専門家に債務整理を依頼することです。

専門家に任意整理を依頼した場合には、通常、和解契約以後の利息をカットしつつ、36回から60回程度の回数で分割して支払っていくことになります。

つまり、専門家に任意整理を依頼した場合には、利息がかからずに元本がどんどん減っていくので、依頼前よりも借金の返済総額が減ることが多いと思われます。

また、往々にして、支払い月額も減ることが多いです。

ただ、36回から60回で返済できないようであれば、この方法は取ることはできません。その場合は、自己破産などを検討していくことになります。

3.専門家に債務整理を依頼することのデメリット

自己破産と聞くと、「不安」「怖い」といったイメージを持たれる方がほとんどではないでしょうか。

しかし、以下でご説明するデメリットを確認していただくと、それほど不安に感じる必要のないことがお分かりいただけるかと思います。

(1) ブラックリストに登録される

まず、借金地獄から解放されるための方法である、任意整理や自己破産といった債務整理共通のデメリットとしては、ブラックリストに登録されてしまうことです。

ブラックリストとは、信用情報のことです。現在この人にお金を貸してもいいかどうかを判断するための情報にすぎません。

そして、この情報は永遠に消えないものではなく、任意整理の場合3年から5年程度、自己破産などの法的整理では7年から10年程度で消えてしまいます。

つまり、払えない状態で粘れば粘るほど、ブラックリストから消されるのが遅くなることになります。

後々、お子様が生まれて、学資が必要な際に、奨学金や学資ローンを作る際、住宅ローンを組む際に障害になってしまいます。

(2) 官報に載る

カード破産の場合には、ブラックリスト以外にも、官報という政府発行の新聞に名前と住所が載りますが、あまり見る人は多くないです。

また、復権するまで士業や、保険外交員、警備員などの仕事に就くことができないという資格制限がありますが、これも破産をして免責(借金がチャラになること)決定を得ることができれば、復権することができますので、それほど恐れる必要はありません。

むしろ就職先が保険会社の保険外交員や警備員であり、就職後までに長引かせてしまうことの方が、 問題が大きくなるでしょう。

このように、借金問題は早めに対処することが肝要です。

債務整理と就職の関係に関して詳しく知りたい方は、「就職はどうなる?大学生・就活中の債務整理―誰にもバレずに借金解決」をご覧ください。

4.まとめ

大学生でカードローンを利用し、借金地獄になってしまったという方がいらっしゃった場合、早期に任意整理や自己破産を試みることで、借金地獄から抜け出せる可能性があります。

まずは、借金問題の専門家に対処法を確認してみることから、はじめてみましょう。

泉総合法律事務所では、学生ローンからの借入が原因で多額の借金を背負ってしまったという方からのご相談が多数寄せられます。

また、学生ローン業者との交渉実績も豊富にありますので、もし学生ローンからの借金でお困りの方は、泉総合法律事務所の弁護士に是非ともご相談いただければと思います。

債務整理コラム一覧に戻る