消費者金融・カードローンの同時申込、複数申込の危険性

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消費者金融・カードローンの同時申込、複数申込の危険性

急な入用でどうしても消費者金融からの借入に頼らなければならない人も少なくないと思います。

審査で落ちる事も考えて、中には2カ所以上同時に申込を申請する人もいます。

消費者金融やカードローンの審査に落ちたら、改めて別の消費者金融やカードローンに申込をしなければなりません。

そのような手間を考えると、同時に複数の消費者金融やカードローンに審査の申込をするといったやむを得ない場合もあるでしょう。

そのような時は、複数の消費者金融やカードローンに同時に申込する方が何かと便利です。

このような申込の仕方を俗に「同時申込」「複数申込」と言ったりします。

実際にこのような「同時申込」「複数申込」をして融資が得られたという方も少なくありませんが、必ずしも審査担当者に対しては良い印象にならず、審査上プラスになりません。

では、なぜ「同時申込」「複数申込」は審査担当者に対しては良い印象にならず、審査上プラスにならないのでしょうか?

1.ブラックリストの危険性

消費者金融に限らず、信販会社やクレジットカード会社でも融資を行う場合や新規顧客にクレジットカードを発行する場合で一番重要なポイントは信用情報です。

貸金業法が改正され、CICとJICCといったいわゆる信用情報機関で与信調査をしなければならなくなりました。そしてこの2つの信用情報機関の情報は交流されています。

しかも消費者金融も信販会社もクレジットカード会社も与信調査時にはCICとJICCといった指定情報機関の信用情報を調査することは法律で決まっています。

融資の申込があった場合、必ず各消費者金融は申込があった情報を登録することになっており、その情報は適宜更新されています。

そして各消費者金融は提出された申込書・契約書に基づき、信用情報機関に当該消費者の信用情報を照会します。

そうなると同時申込、複数申込の場合、申込記録がいくつも同時に登録されます。

審査担当者からしてみれば「なぜ一度に何社も申し込みをするのだろう?本当にお金を貸しても大丈夫か?」と疑います。

支払の延滞といった事故情報とは違うのですが、同時申込、複数申込は「申込ブラック」と言われることもあります。

2.審査担当者が融資を躊躇する3つの理由

それでは審査担当者は「なぜ一度に何社も申し込みをするのだろう?本当にお金を貸しても大丈夫か?」と疑ってしまうのでしょうか。

その具体的理由として、審査担当者は

  • 総量規制オーバー
  • 他社で断られた、
  • 貸し倒れリスク

といった3つの理由を疑います。

(1) 年収の3分の1以上貸付ければ法律違反

消費者金融の場合は、総量規制といって年収の3分の1を超えて貸し付けをすることは法律上禁じられています。

複数申し込み、同時申し込みの場合は、他社の融資が決まっていれば、総量規制オーバーで貸付ができない可能性があります。

これに対し、銀行の場合(いわゆる「カードローン」)は、総量規制対象外なので、年収の1/3を超えた貸付が可能です。

(2) 他社で断られた

申込み記録がいくつも登録されているのに、契約記録が無い時は、何らかの理由で他社では融資してもらえなかったと審査担当者は疑います。

年収の3分の1までの貸付という総量規制が厳しい中で、どの消費者金融も借入が無い人であれば積極的に貸したいはずです。

信用情報を確認し借入が0件にもかかわらず、融資を受けられなかったのには何らかの理由があるはずだ、と審査担当者が疑ってしまうのも無理はありません。

融資を断られたということは2件目の審査する消費者金融としては、審査をする上での-要素となるのです。

(3) 貸し倒れリスク

申込件数が複数もあると、審査担当者としてはやはり「お金に困っており、とにかく借りられるところから借入をしよう」としていると審査担当者は疑います。

このような借り主は最終的には貸し倒れの可能性が高いと判断されてしまい、審査担当者も融資に二の足を踏んでしまいます。

3.まとめ

以上、消費者金融やカードローンの「同時申込」「複数申込」の危険性について、見てきました。

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