借金返済 [公開日] [更新日]

携帯決算(まとめて払い)の落とし穴!お金、借金の悩みは弁護士へ

携帯決算(まとめて払い)の落とし穴!お金、借金の悩みは弁護士へ

携帯電話でデジタルコンテンツやショッピングをして、月々の通信料金と合算で支払うことができるサービスがあるのをご存知でしょうか。

ネット上にはそれを利用して、現金化する業者まで多数存在します。

このサービス自体は大変便利なものでしょう。でも、使い方を間違えると大変なリスクを抱えることになるかもしれません。

今回は、携帯決算(まとめて払い)についてと、携帯決算で借金が嵩んでしまった場合の対処方法について解説します。

1. 携帯の通信料金合算支払いとは

携帯の通信料合算支払は、スマホやパソコンでデジタルコンテンツの購入やショッピングを行った際に、購入代金の支払いを月々の通信料金と合算で支払うことができるサービスです。

決済は通信料に上乗せする形で行うので、クレジットカードの入力など面倒な作業もなく、利便性の高さが人気を集めています。

現在合算支払いは携帯各社で行っており、以下の名称でサービスを展開しています。

docomo:ドコモケータイ払い

docomoでは「ドコモケータイ払い」の名称でサービスを展開しており、ドコモの回線があればすぐに使えます。

ネットショッピングから街中の買い物や食事に幅広く使用可能で、利用額応じて「dポイント」が溜まる仕組みです。

決済方法もシンプルでネットショッピングは4桁のパスワードを入力するだけ。街中での利用はレジでバーコードを見せればOKです。

利用限度額は1ヶ月最大10万円で、契約期間に応じて自動的に上限が設定されます。

au:かんたん決済

auでは「かんたん決済」のサービスを提供しています。

アプリ購入やネットショッピング、街中でのお買い物に利用可能で、支払い方法は暗証番号を入力するだけです。

auかんたん決済は携帯、データ通信端末契約者だけでなく、auひかり、Smart TV Boxなどの契約者も利用可能です。

2018年5月中旬からは、一部携帯電話でhあ「au WALLET クレジットカード」以外のカードで「auかんたん決済」は利用できなくなるので、これからサービスを利用する人は注意が必要です。

auでは使いすぎを防ぐために、年齢ごとに毎月の最大利用額が決まっています。内容は以下の通りです

12歳以下…1,500円
13~19歳…10,000円
20歳以上…10,000円~100,000円

20歳以上の利用上限額については、支払い状況、利用状況に応じて、上記範囲内で個別に設定されます。

Softbank:まとめて支払

Softbankは「まとめて支払い」のサービスを展開しています。サービスの内容は概ね他社と同様ですが、利用上限額については独自の上限を設けています。

12歳未満…2,000円
20歳未満…20,000円
20歳以上…100,000円

auかんたん決済と、ソフトバンクのまとめて支払いでは、それぞれの上限を超えて決済することはできません。

携帯払いは金銭感覚が乏しくなりがちですが、上限が設定されることで使いすぎを防ぐことができます。

利用限度額は年齢や支払い状況によって変わりますが、一般的に契約年数が長くなるほど上限は高く設定される傾向にあります。

2. 携帯料金決済現金化

携帯料金合算支払いは非常に便利ですが、近年、携帯決済の現金化が大きな社会問題となっています。

その内容は、Amazonギフト、itunesギフト、Googleplayギフトなどのギフト券を通信料金合算支払の枠内で購入し、高い還元率で買い取ってもらって現金化するものです。

この方法なら、携帯さえあれば、キャッシングやカードローンに申し込むことなく現金を手にできますが、その是非については議論されています。

現在ネット上にも多数の現金化の業者も存在していますが、利用に際しては特徴を見極める必要があります。

以下で携帯決済現金化のメリットとデメリットを解説します。

(1) メリット

①審査がない

携帯料金決済現金化は利用に際して審査がありません。個別に利用上限は設定されますが、携帯電話を持っていれば、誰でも利用することが可能です。

特にクレジットカードやキャッシングを持たない人にとっては便利な機能です。

②利息、返済の煩わしさがない

携帯決済する場合、利息はつきません。また、電話料金と一緒に支払いができるので、返済の煩わしさもありません。利便性が高い点でも利用者を増やしています。

③携帯電話の契約がある限り、滞納さえなければ何度でも利用可能

携帯電話料金を滞納することなく、しっかり払っていれば、契約中はいつでも何度でも利用することができます。

携帯の利用停止の目安は滞納1ヶ月で、2~3か月滞納すると強制解約となりますが、期日通り支払いをしていれば、決められた上限まで利用可能です。

④貸金業者ではないので、利用履歴が残らない

携帯電話会社は貸金業者ではないので、利用履歴は残りません。

一定の期間以上滞納すればブラックリストにはのりますが、支払いを滞りなくしていれば、借入情報などの履歴が残ることはありません。

(2) デメリット

携帯決済現金化にはデメリットもあります。

①電話会社の規約違反となる行為

基本的に電話会社は携帯決済の現金化を禁止しています。発覚した場合は利用停止、最悪の場合は強制解約となる恐れがあります。

法律上の違反行為とまでは言えませんが、不適切な利用とみなされるので、十分に注意が必要です。

②現金化を繰り返すほど損をする

携帯決済でギフト券を購入し、現金化した場合に得られる額は、購入価格の8割程度の金額です。

その場合、1,000円分購入して現金化した場合、手元に残るのは800円です。どうみても得するとは思えません。

現金化は繰り返すほど損をするシステムなので、その意味ではおすすめできません。

③支払いができなければ、回線の利用が止められる

携帯決済はその場で現金を支払う必要はありませんが、翌月には確実に支払い請求されます。

そのときに現金がなく支払いができなければ、電話回線の利用を止められることになります。

電話が止まると、生活も不便になり、社会的な信用も落ちるので、携帯決済の現金化はリスクが高い点でも問題視されています。

④携帯電話本体を分割払いで購入している場合、信用情報に事故情報が登録され、ローン、クレジットカードの申し込みができなくなる

携帯電話本体を分割払いしている人は特に要注意です。携帯決済の支払いが負担で解約をしたいと思っても、端末代金を支払うまでは解約できません。

その間に利用停止、解約となった場合はブラックリストに載り、その後はローンやクレジットカードの申し込みができなくなります。

3.借金で困ったら泉総合法律事務所の弁護士へ

まとめて払いのサービス自体は便利なものです。

しかし、無計画に使用して支払うことができなければ、結局、電話の利用停止や強制解約、遂には、自分の信用情報に傷がつくことになります。

もし、通信料金合算払いの支払いにお困りなときは、泉総合法律事務所にご相談してみてください。

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