借金返済 [公開日]2018年4月13日[更新日]2020年5月7日

アイフルからの借入が返済できない場合の債務整理

借金は、誰しもが「返せる」と思って借りるものです。

しかし、給料が減ったり、リストラされたり、病気やケガで働けなくなったりすることもあります。
また、家族の介護などで予定外の支出が続いてしまうこともあるでしょう。

今回は、様々な理由からアイフルの借金を返せなくなった時の対応方法について解説します。

借金の問題は早く対応することが何よりも大切です。今現在アイフルからの借金を返せずに悩んでいるという方は、是非本記事をご覧ください。

なお、アイフルからの借金の延滞を続けた結果、督促状や通告書のハガキ(青い封筒)を受け取った方、裁判を起こされそうな方、差し押さえをされたという方は、以下のコラムをご覧ください。

[参考記事]

アイフルから督促状・通知書が届いたら「差し押さえ」に要注意

1.アイフルについて

(1) アイフルとは?

アイフルは、言わずと知れた大手消費者金融です。
アイフルの関連会社として、「ライフカード」や「アストライ債権回収」などが挙げられます。

アイフルだけでなく、ライフカードへの借金を滞納していると、アストライ債権回収が借金の督促を行う可能性があります。

そのため、アストライ債権回収から連絡が来たときに「こんな会社からはお金を借りていないから詐欺に違いない!」と考えるのは早計です。
アイフルやライフカードの借金を正当に取り立てている可能性が高いからです。

[参考記事]

債権回収会社(サービサー)から督促!無視厳禁、突然の通知の対処法

なお、この記事では関連会社もまとめて「アイフル」と表現していくのでご了承ください。

(2) アイフルの遅延損害金

アイフルの借金を滞納した場合、遅延損害金として年利20%が加算されていきます。
これは法律で定められた上限金利です。

滞納した日数の分だけ日割りで加算されていくので、仮に10万円の返済を30日滞納した場合は以下の遅延損害金が発生します。

10万円×20.0%÷365日×30日=約1643.8円

積み重なるとかなり大きな金額になるので、一刻も早い解決が必要です。

(3) アイフルの督促

「督促=怖い」というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、アイフルは脅すような督促を行いません。

電話のオペレーターは丁寧な口調で話してくれますし、スタッフの対応も比較的柔らかいものです。
督促状などの文面にも、脅し文句のようなものはほぼ見受けられません。

しかし、法律で許されている範囲において様々な督促をしてくるので、債務者としても適切に対処しなければなりません。

ちなみにアストライ債権回収は、基本的にSMSを使った督促は行わないと言われています。
SMSで督促された場合、アストライ債権回収を騙った詐欺を疑ってください。

参考:アストライ債権回収株式会社

2.お金を工面して何とか支払う方法

次に、そんなアイフルからの借金の返済に行き詰まってしまったときの解決方法について説明します。

(1) 負担の少ない借金で借り換える

消費者金融からの借金は、「利息の負担が重い」ために行き詰まってしまうことが少なくありません。
特にアイフルの利息は、消費者金融の中でも高いと言えます。

労働組合のある会社にお勤めの場合には、ろうきんの融資を利用できれば、アイフルよりも安い金利のローンに借り換えることも可能です。

また、アイフル以外にも借金があるときには、「借金を1本化」することで、返済日を管理しやすくなり、借金がより深刻になることを防止できるかもしれません。

ろうきんや公庫の融資を受けられないときには、銀行が提供している「おまとめローン」を利用するのも1つの方法です。

しかし、おまとめローンの金利は必ずしも安いわけではありません。現状より見た目の金利が安くなるのは、1つの金融機関からの融資額が増えたからです。

また、おまとめローンで借り換えれば、返済期間がこれまでよりも長くなることが一般的です。
返済期間が延びたことで、金利は安くなっても支払総額が増えてしまうこともあるので注意が必要です。

なお、アイフルにも「おまとめMAX」(貸金業法に基づくおまとめローン)という商品があります。

しかし、実際のケースでは、おまとめローンよりも債務整理で解決した方が良いケースもあります。

[参考記事]

借金の一本化と債務整理、メリット・デメリット

(2) 家族や親戚の援助を受ける

家族に資力の余裕があるときには、借金の返済への援助をお願いすることも解決策の1つです。

家族や親戚の援助が得られれば、おまとめローンのように金利を支払うことなく、借金の問題を解決することも可能となります。

しかし、借金の額が大きい場合には、家族や親戚に借金を肩代わりしてもらうのもなかなか難しいでしょう。

(3) 債務整理で解決する方法

どうしても完済の見通しが立たないようなら、債務整理によって解決することをおすすめします。

債務整理には、「任意整理」、「個人再生」、「自己破産」の3つの方法があります。
次の段落で、それぞれ詳しく説明をします。

3.債務整理の種類

(1) 任意整理

任意整理では、債権者と個別に「借金を完済しやすくするための交渉」をします。
より詳しく言えば、利息をカットしてもらう等して借金の総額を減らしてもらったり、毎月の支払額を減らしてもらったりといった交渉をします。

任意整理は、個人再生や自己破産に比べて借金の減額効果は大きくありません。

しかし、個人再生や自己破産のように裁判所を通した手続ではないので、必要書類の収集等の手間がかからない、家族にバレにくい、といったメリットがあります。

また、消費者金融からの借金は任意整理するが、自動車は手元に残したいので自動車ローンは任意整理しないといったように,介入する業者を選べるのも任意整理だけです。

(2) 個人再生

借金が多額すぎるときには、利息を免除してもらっても完済が難しいこともあります。
そのときには、裁判所に個人再生を申立てることを検討します。

個人再生が認められると、借金を大幅に減額してもらうことができます。
減額してもらった上で、残りの金額を原則3年の分割払いで返済します。

また、個人再生の中で、「住宅資金特別条項(住宅ローン特則)」を利用すれば、住宅ローン返済中のマイホームを手放すことなくカードローン等の借金の減免を受けることができます(この場合、住宅ローンは減免されません。)。

「マイホームを手放したくないから債務整理はできない」と諦めずに、まずは弁護士にご相談ください。

(3) 自己破産

突然のリストラや病気で収入が全くなくなってしまった場合や、借金がかなり膨らんでしまって「もはや返済は不可能」というときには、裁判所に自己破産を申立てることで、借金の問題を解決します。

自己破産は、借金を強制清算するための裁判所の手続です。
自己破産しても返済できない借金は、免責を得ることで返済義務がなくなります。いわば、法律に基づく「借金の帳消し制度」が自己破産なのです。

自己破産では、一定の財産を処分しなければならず、処分・換価した財産を債権者に分配することで、残りの借金の支払い義務が免除されます。

しかし、生活に必要な財産まで失うことはありません。
たとえば、99万円までの現金や20万円未満の預貯金は手元に残すことができますし、テレビや冷蔵庫などの家財道具を失うこともありません。

自己破産は怖いと感じている人は少なくないと思います。しかし、自己破産は「生活をやり直すための救済手段」です。

多額な借金を抱えても諦めずに、弁護士までご相談ください。

4.アイフルの借金の相談は弁護士へ

アイフルの借金滞納で悩んでいる方の中には、他の借金の返済にも行き詰まっている方がいるかと思います。

弁護士に債務整理を依頼すれば、債権者からの直接の督促はなくなります。また、返済も一時的に停止されます。
債務整理を依頼すれば、ひとまずは静かな生活を取り戻すことができるのです。

債務整理は、収入と借金の状況に応じてベストの方法を選択することが非常に大切です。

選択肢を多く残すためにも、借金でお困りのときには、できるだけ早く泉総合法律事務所までご相談ください。

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