債務整理の弁護士相談をするときに、あらかじめ把握・準備すべきもの

債務整理弁護士

債務整理の弁護士相談をするときに、あらかじめ把握・準備すべきもの

弁護士は、「任意整理」、「個人再生」、「自己破産」の3つの方法で借金問題を解決することができます。弁護士がその中からベストな解決方法をご提案するためにも、ご依頼者様に相談前にあらかじめご用意いただきたいものがいくつかあります。

なぜかと申しますと、事前にご用意いただくことで弁護士との相談がスムーズとなり、借金問題の早期解決にも繋がるからです。

ここでは、「あらかじめご用意いただきたいものとは一体何か」「必要なものは何か」についてご説明していきます。

1.借金内容の把握

(1) 借金の現状

借金について必ず把握しておく必要がある情報は「債権者(業者)名」と、「現在の債務残高」の2点です。もちろんご相談者様の口頭申告でも構いませんが、請求書やクレジットカードなどを相談時にご持参いただけると債権者の特定がしやすくなります。

債権者が複数いる場合は、ご相談者様ご自身で箇条書きでも構いませんので、簡単なメモを事前にご用意いただけるとスムーズに相談を進めることができます。

また、「どの債権者に、いくら借金があるかわからない」という方もたまにいらっしゃいますが、弁護士では調べることができませんので、ご相談者様ご自身で信用情報機関に問い合わせていただいてからご相談いただくことをお願いしています。

詳しくは「信用情報機関とは?」をご参照ください。

借金については、金額や内容に関わらず全ての借金をご申告ください。「どうせ金額も少額だし、弁護士に頼まなくても自分で払えるから言わなくても大丈夫」と考えてしまうのは非常に危険です。

また、キャッシングであれば、最初に借りた時期についてもご申告いただけると、「過払金」の発生可能性を予測することができます。

過去にキャッシングをした経験があるけれども、すでに完済しているといった場合であっても、「過払金」が発生している可能性がありますので、必ずご申告ください。

(2) 訴状など

裁判所から訴状が届いているようでしたら、その旨をご相談時に必ずご申告ください。早急に債務整理手続に着手しないと、給与差し押さえなどのリスクが発生してしまうかもしれないためです。

また、弁護士がご依頼者様の債務整理手続における代理人になることで、リスクが伴う借金があります。たとえば、保証人がついている借金の場合、保証人のもとに請求がいくようになりますし、自動車ローンであれば自動車がローン会社に引き揚げられてしまう可能性が生じます。

借金問題の解決には、少なからず上記のようなリスクを伴うこともありますので、ご相談者様に最適な解決策をご提案させていただくためにも、「今、借金がどういった状況であるのか」「借金がどのような内容なのか」という点については、できるかぎりご相談前に把握しておかれることをおすすめします。

2.家計(家賃、水道光熱費など)

(1) 収入と支出の把握

弁護士が債務整理手続の方針を決める上で、ご相談者様の現在の家計状況を必ず確認する必要があります。ご相談時に、「分からない」「妻が管理しているので知らない」では、弁護士が最善の解決方法をご提案することが難しくなってしまいます。

弁護士が家計について一番確認したいことは「可処分」です。

「可処分」とは、単純に給料などの収入から、家賃、水道光熱費、食費、電話代、保険料などの生活費を差し引いたあと、手元に残る金額のことです。簡単に言うと、「自由に使えるお金」ということになりますが、可処分から借金を支払うことができるかどうかが非常に重要なポイントになります。

(2) 将来の家計の考慮

ご相談時の可処分で借金が支払えそうでも、仮に方針を個人再生(住宅ローン特例あり)に決めた場合、住宅ローンと減額した借金を、この先3~5年間、一度も遅れることなく支払うことができるかを検討する必要があります。

たとえば、来年定年退職を迎えるので収入減少は避けがたいといった事情や、子どもが大学に進学するため支出が増加してしまうなどの事情があれば、ご相談者様に最も適した債務整理手続をご提案するためには、そういった事情を十分に考慮する必要があるのです。

3.所有財産

特に「個人再生」と「自己破産」を検討されている方は、以下の点についてあらかじめ確認をお願いします。

(1) 不動産

不動産の所有者がご相談様お一人かどうか、ご確認ください。また、不動産の価値が分かる査定書などをお持ちの方はご持参ください。

もし査定書などをお持ちでなければ、近隣物件がいくらで売りに出されているかなどの情報があるとよろしいかと思います。

(2) 自動車

車を所有している方は、車検証の所有者欄に、何と書かれているかご確認ください。
そこに記載されているのが、ご相談者様の氏名、もしくは自動車ローン会社であるかで結果が全く異なるからです。

4.その他の持ち物

赤の他人になりますまして弁護士に依頼するといった、いわゆる「なりすまし」対策として、当事務所ではご相談者様の顔写真付き身分証(運転免許証など)のご提示をお願いしております。

また、ご相談日にそのままご契約に至るケースもございますので、念のため、ご印鑑(認印は可、シャチハタは不可)をお持ちいただくようお願いしています。

ちなみに、仮にご相談日にご契約となれば、当所の弁護士が債務整理手続の代理人となり、その日を境に債権者とのやり取りを全て弁護士に任せることができるようになります。また、これまで止まることのなかった債権者からの督促もストップします。

そして、これまで大変な思いで返済されてきたであろう借金支払いも、ご契約後は返済しないで済むようになるため、借金の悩みから解放されることでしょう。

5.まとめ

以上が、借金問題に関してご相談前にあらかじめ把握・用意しておいていただきたい持ち物になります。

ただ、誤解していただきたくないのは、上で述べた全ての内容について把握しておかないと相談を受けてもらえない、という訳ではないという点です。あくまでも、事前に把握しておいていただけると、ご相談を進めていくにあたり、スムーズに最適な借金問題の解決方法を探ることが可能になるという意味であるに過ぎません。

また、弁護士が借金問題を解決できる方法は、「任意整理」、「個人再生」、「自己破産」の3つの手続になると冒頭でお伝えしましたが、それぞれどのような手続であるのかを入念に調べて、事前に把握しておいていただく必要もありません。

6.債務整理の相談は何度でも無料です

「相談するには色々と調べる必要があるみたいで面倒だな」と決して思わないようにしてください。借金の悩みを放置したり、借金問題の解決を先延ばしにしたりすればするほど事態は悪化する一方です。

泉総合法律事務所の弁護士には、3つの手続全てにおいて借金問題を解決してきたという豊富な経験がございます。また、ご相談者様目線で親身になってお話を伺い、解決方法などの説明をさせていただきます。

借金問題でお困りの方は、あまり難しく考えず、まずはお気軽に泉総合法律事務所までご連絡ください。借金問題に関するご相談は何度でも無料です。

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